司法書士として独立開業する場合、事務所には司法書士1名と、他に事務員が多くいても2名程度が一般的です。開業した直後や依頼が増えてくると電話が鳴る回数も増えますし、業務も当然増えてきます。

電話応対をしていると業務が滞ってしまいがちですし、法務局や裁判所へ出かけなければならない場合は留守になってしまうでしょうし、事務員だけでは手に負えないこともあるかもしれません。そんな時は司法書士や行政書士事務所専用の電話代行サービスを利用してみることをおすすめします。

電話代行サービスはだいたい知っているけれど、司法書士専用のサービスがあることはあまり知られていないようです。司法書士事務所にかかってくる電話は、依頼人からの他に市役所の資産税課や裁判所の不動産配当係など、一般企業ではあまり聞いたことがない専門用語が出てきますので、慣れていない人だと聞き漏らしたり、聞き間違ったりすることが多いのです。専門の電話代行サービスであれば、専門用語をよく理解した経験豊富なスタッフが担当しますので、安心して業務に専念できます。

一般の電話代行サービス会社でも、司法書士事務所の対応はしています。それなりのスタッフを配置して対応してくれるようになっていますが、専用の電話代行では、電話応対マナーに秘書スキル、ホスピタリティーが加わるのでより安心して利用できます。

事務所を開設して、事務員も2名程度いるけれど、電話応対はすべて専用の電話代行に依頼しているという司法書士さんもおられます。そうすることで本人はもちろん、事務員も業務に集中することができ、ミスが許されない公的な書類の作成などに取り組めるのです。

専用の電話代行の場合は月額が他の会社よりやや高めとなっており、電話代行サービス自体の相場は10000円前後ですが、20000円と倍くらいかかることになります。

しかし、新たに専門知識のある電話番のスタッフを雇うと月に20000円では済みません。こういったことを考えると、電話代行を利用した方が断然お得であることがわかります。電話応対に追われて業務に集中できない、事務所が留守の時にかかってきた電話の応対に困っている、不要な営業電話をカットしたいという場合に、司法書士専用の電話代行サービスを利用すると大変便利です。

問い合わせや資料請求をしてみて、一度検討してみてはいかがでしょうか。電話代行を利用して本当に良かったという声は多いですから、ぜひ一度話を聞いてみることをおすすめします。（金額は2017年現在）